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ノルバスクは高血圧治療によく使われる

オレンジのカプセルと果物

ノルバスクはカルシウム拮抗薬というグループに属する降圧剤で、血管に流入して血圧を上げるカルシウムイオンをブロックして効果をあらわします。
カルシウム拮抗薬は高血圧治療への確かな有効性と安全性を持つことによって、その病気の治療で最初に投与される第一選択薬になっており、ノルバスクはその中でも最も多く処方されています。
ノルバスクの有効成分アムロジピンベシル酸塩は効果が長時間安定して続くという特徴もあって、1日1回の服用で丸一日以上しっかり降圧できる点も魅力です。

カルシウム拮抗薬は血管の平滑筋にあるカルシウムチャネルという受容体からカルシウムイオンが流入するのを阻害して効力を発揮します。
カルシウムイオンは血管平滑筋が収縮させるためその働きをブロックすることで血管を拡張させることができ血圧が下げられます。
血管以外への影響が少ないことで副作用が少なめのカルシウム拮抗薬の中でもノルバスクは初期世代から改良されて生み出された第3世代と位置づけられており、さらに安全性が高い降圧剤として登場しました。

ノルバスクの有効成分アムロジピンベシル酸塩はカルシウムチャネルをブロックの仕方に特徴がありL型・T型・N型という3種類あるカルシウムチャネルのうち血管に関わるL型を選択して作用します。
心拍を規則正しくするT型や神経伝達物質を放出するN型のカルシウムチャネルには影響しにくいため効果的に血圧を下げながら副作用は少なめの高血圧治療薬として支持されています。
ゆっくり効果をあらわし始めて長時間安定して作用するノルバスクは狭心症の急性期の治療には不向きとされますが、発作を予防するために役立つ薬です。

カルシウム拮抗薬はグレープフルーツに含まれるフラノクマリン類という物質が薬の分解を妨げるため、相互作用によって血圧が下がり過ぎる副作用が出ることで知られていますが、ノルバスクはそれほど影響を受けにくいと言われています。
とは言え、ほかのカルシウム拮抗薬同様にグレープフルーツは食べ合わせが悪い柑橘類とされており、ノルバスクを服用する際もグレープフルーツジュースで飲むことは避けるべきです。
スウィーティーやはっさく、夏みかんやいよかんも不可とされ、温州みかんやレモン、オレンジは問題が無いとされています。

副作用が少ないノルバスクは使用者も多い

有効成分アムロジピンベシル酸塩の働きで効果的な降圧作用をもたらすノルバスクは、高血圧治療の第一選択薬とされるカルシウム拮抗薬の中でもとりわけ処方数が多い降圧剤として知られています。
第一選択薬というのはその疾病への有効性の高さよりも副作用が少ないことのほうが重要とされています。
数あるカルシウム拮抗薬の中で最も多く処方されているノルバスクは群を抜いた高い安全性を備えた高血圧治療薬ということになります。

血管拡張に特化した作用で他の器官への影響が抑えられているカルシウム拮抗薬は元々副作用の少ない降圧剤です。
さらに改良が重ねられて誕生したノルバスクは、格段に高い安全性や優れた降圧効果のみならず穏やかに作用し長時間効き目が持続する特徴に加え安価という利点も持っています。
多くの人に処方されやすい理由の一つがゆっくりとあらわれて36時間持続する効能で、1日1回の服用で有効である上1回飲み忘れてしまったとしてもすぐに血圧に影響することは無いため継続する上で安心感が高い点にもあります。

カルシウム拮抗薬のネックの一つであるグレープフルーツとの相互作用で生じる副作用も、ノルバスクの場合はあまり大きな影響を受けないと言われています。
それでも使用上の注意においては他のカルシウム拮抗薬同様にグレープフルーツとの同時摂取は血圧の下がり過ぎを招くため不可とされており、避けておく必要があります。
手軽にビタミンCが摂取できるグレープフルーツジュースを好む人は少なくないため、万が一口にしてしまった場合もノルバスクであれば重篤な副作用を起こしにくいと考えられており、その点においても安心して服用が続けられる高血圧治療薬と言えます。

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